願いが叶う [山]
ネパールに行ってきました・・・・・・・・・嘘です。
10年以上漠然と願っていた富士山登山に行ってきました。
たまたま富士山登山にはまっている人間が近くにいたので同行させてもらいました。
いやはや辛かった。足慣らしなどなんの役にも立ちません。
スバルライン吉田口から登ること8時間!!
一緒に行ったメンバー最速5時間。もちろん私はドンベ。
七合目から山中湖方面。天候は最高。
八合目から山頂方向、旗がなびいている所が山頂かと思ったら、とんでもなかったです。
こんな道を延々登ってきます、が、砂利道というか瓦礫というかこの道がまったくもってして私に合いません。
すげー辛いのです。ここら辺で皆におおいに遅れました。一見なだらかで楽そうなのですが私は岩場のような所を登っているほうが楽です。
多分、八ヶ岳写っています。
写真の時刻を見てみると八合目まで5時間かかっています。
ここから山頂まで3時間写真ありません。ザックからカメラを出す気がありませんでした。
山頂の旗かと思ったのは山小屋で本八合を過ぎたら岩場の連続で、う~泣きが入りそうです。
何が一番辛いかと言うと息が続きません。体が自然と止まってしまう、言うことを聞いてくれません。
筋肉が痛いとか関節とかではなく動かないのです。いやーびっくりです。
恥ずかしながら10歩も歩くと息を整えないとダメです。もう根本的に肺活量の問題かと、若い頃にもっと運動をしておけば良かったと思っても後の祭り・・・・。
登頂成功。8時間かかった。一応ガイドブックだと6時間半ぐらいです。
お鉢の雪渓の向こうに見える剣が峰、行ってません。無理です。
日帰り登山の時間と下りで膝が爆発する恐れがあったのでお鉢めぐりをする同行者に別れを告げてゆっくり降ります。
が、下山道が砂走りほどではないにしてもザクザクと降りられる道でして下江戸屋の分岐に来た頃には右膝の裏がもうヘロヘロ。案の定爆発です。しかし幸運だったのは右だけだったこと、左は最後まで爆発しませんでした。
最初の写真は下江戸屋で休んでいた時に撮ったもの。雲と旗(タルチョーと言うらしい)が綺麗だった。
ここからの下りが・・・・・苦行でした。延々と下に見えるジグザグの砂利道。下れども下れども辿り着かない単調な道。高度は下がっているのになかなか楽にならない呼吸、精神的に一番辛かったです。
足を痛めていない人はピューって降りていけるので楽しそうでしたが。
結局下りは膝をかばいつつ3時間半、ほぼコースガイド通りでした。
約15年押入れに眠っていた金剛杖にやっと押せた焼印と御朱印
ちょっと嬉しい。
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